WinBLADE工法
地中拡径型の地盤撹拌改良工法
- 『令和2年度 土木学会賞 技術開発賞』受賞
工法概要
WinBLADE(ウィンブレード)工法は、地中で開閉可能な撹拌翼を使用して、原位置土とセメントスラリーを撹拌混合することにより、セメントコラムを造成する機械式撹拌工法です。
撹拌翼(左:縮径時、右:拡径時) |
特徴
●鉛直、斜め、水平施工が可能
●拡径型撹拌翼による機械式撹拌
●FRP制御システムによる回転速度・フィード速度・ポンプ吐出量の自動制御
鉛直施工および水平施工 |
拡径・縮径を繰り返すことにより、埋設物を挟んだ改良が可能 |
標準適用範囲
粘性土地盤 N≦3
砂質土地盤 N≦20
一軸圧縮強度 1.0MN/㎡(配合試験により設定)
適用例
盛土のすべり破壊防止を目的とした改良/擁壁等の基礎部の改良 |
建築基礎の改良/盛土安定対策を目的とした改良 |
FRP制御システム
回転速度、フィード速度、ポンプ吐出量が連動
複雑な地層での撹拌混合のばらつきに対応するべく制御システムを開発しました。
回転速度からフィード速度およびセメントミルクの供給量を制御し、単位土量あたりの羽根切り回数、固化材添加量が均一になるように自動的に調整します。
施工順序
実績件数
2件(H28.5現在)
ダウンロード
WinBLADE工法カタログ(H27.12版)(847KB)
お問い合わせ先窓口
技術の詳細については、以下よりお気軽にお問い合わせください。
03-5645-5062