2015年 新卒入社 / 商学部会計学科日特建設の未来を、創る。
head office
No.07
nagoya
子どもの未来を、創る。
子どもたちの未来を作っているのかな、と思いました。
インフラ整備事業は、私たちが“今のふつう”を生きていく上で必要不可欠なもので、子どもたちに“未来のふつう”を遺せるものでもあります。
個人的には、子どもに“豊かな自然”や“災害大国でも生き残れる安全な環境”、“便利で豊かな社会”を遺せたらと考えますが、“自然”と“安全な環境・便利な社会”は相反する部分もあります。
自身にとっても大きなテーマですが、土木工事は“自然”と“人間の生活”との調和を図り未来を創るものというイメージにつながることが理想ですね。私には子どもがいるので、特にこの先、南海トラフなどによる大震災が起こっても、子どもたちが生き延びられる足掛かりになるような未来を創りたいと思いながら、日々の仕事をしています。
子どもの未来を、創る。
子どもたちの未来を作っているのかな、と思いました。
インフラ整備事業は、私たちが“今のふつう”を生きていく上で必要不可欠なもので、子どもたちに“未来のふつう”を遺せるものでもあります。
個人的には、子どもに“豊かな自然”や“災害大国でも生き残れる安全な環境”、“便利で豊かな社会”を遺せたらと考えますが、“自然”と“安全な環境・便利な社会”は相反する部分もあります。
自身にとっても大きなテーマですが、土木工事は“自然”と“人間の生活”との調和を図り未来を創るものというイメージにつながることが理想ですね。私には子どもがいるので、特にこの先、南海トラフなどによる大震災が起こっても、子どもたちが生き延びられる足掛かりになるような未来を創りたいと思いながら、日々の仕事をしています。
高校生の頃に、道が寸断
入社のきっかけを教えてください。
高校生の頃、台風の影響で家の傍を流れる川が氾濫し、道が寸断されました。 この経験から、大学では自然を学びたいと地球資源環境学科に進学。 フィールドワークなどの地質学をはじめとした地球科学を学び、次第に学んだことを活かせる職業に就きたいと考えるようになりました。 身近に関係者がいなかったこともあり、就職活動を行うまで建設業のことはほとんど知らなかったのですが、地質学的な観点も大切にし、高い専門性を活かして防災・減災に努めている日特建設に魅力を感じ入社しました。
施工管理を経て営業職へ
普段の業務について教えてください。
インフラ整備事業に関する斜面対策や杭工事など、地盤と密接な関係を持つ工事の受注に向けた営業活動を担当することが多いです。 その工事がどのような労務・材料・資材・機械・管理費などの費用で実現できるのか見積もりを作って交渉し、受注することで実際の施工に結びつける仕事です。 その他には、事前に設計と現地との問題点をチェックして改善方法などを検討する技術提案や設計照査、日特建設や特殊な工法を知ってもらうための普及活動なども行います。 場合によっては、工事途中の斜面崩壊や地盤トラブルなどが発生し、技術部と一緒になって提案をすることで、問題解決に結びつけていく仕事もあります。
限られた中でも、ベストを探る
働く上で一番大事にしていることはありますか?
「“できない理由”ではなく、“できる方法”に頭を使う」ということを意識しています。 昔引いたおみくじに「学ぶに暇あらずと謂う者は 暇ありと雖も 亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものは いとまありといえども またまなぶあたわず)」という諺がありました。これは「勉強などをするときに、忙しいからできないという人は、暇ができてもやりませんよ」という内容になります。 入社したばかりの頃にこのおみくじを引き、ずっと心に刺さっている言葉です。やはりどんな仕事でも、限られた中でいかに要求に応えられるか、良い方法を見つけられるかが、お客様の信頼を得ることやひいては自分の成長につながると思っています。
丁寧な仕事が、受注に直結
今までの仕事で印象に残っているエピソードは?
大きなダム建設現場の斜面対策工事で、受注に向けて同業他社の人たちと競争することがありました。 提供された資料から内容を紐解き、実際に工事ができる方法で見積もりを出すには、とにかく時間がタイトでした。 しかし、チームで分担し、設計に対する現地の問題点や「この箇所は〇〇モノレールを使わないとできない」「こういう仮設計画だったら要求された工程に収めることができる」など、できる方法を考え見積もりに盛り込むことに。 ただ金額を積み上げるだけでなく丁寧な見積もりを作ることで、最終的にはその部分をとても評価してもらえて受注に結びつけることができました。大きな仕事をチームで取り組み、先方に日特建設の技術力や熱意を感じてもらえたことが仕事に結びついたので、とても達成感のある経験でした。
学びや指導を制限する人はいない
日特建設に関心があるけれど、女性ということで躊躇している方へアドバイスをお願いします。
今では女性がこの業界に入ってくることも当たり前になりつつありますが、私が入社した頃は、戸惑いを感じることもありました。 たとえば女性を現場に出すにはトイレなどを整える費用がかかるとか、どう接して対応したらよいかわからないという話も。 そんな環境でも、日特建設は女だからということで学びや指導を制限する人はいませんでしたし、偏見なくやりたいことをやらせてくれました。 男女関係なく、必要な時は相談にのって育ててくれる会社だと感じています。
“子どもとの時間を大切にしたい想い”と“技術者として貢献したい想い”の折り合い
出産や子育てとの両立で苦労はありませんでしたか?
現在進行形ですが、いつも時間に追われがちで、どこで折り合いをつけるかに苦心しています。今は、出社6時間+在宅2時間という勤務形態を認めてもらっています。職種上、社外や現場の打合せに出ることも多いため、臨機応変にという感じです。 保育園の送迎や体調不良などで時間と場所に縛られたり、子どもがいる中で作業をするのは一苦労なので大変さはありますね。一方で、建設現場も生き物なので、お客様からの要求にスピードを求められることも多くあります。また、技術者として応えるためには自分自身のレベルアップも必要で…手や頭が足りない、、、とよく思います。 でも、それがあるからこそ限られた時間を意識し、以前よりも効率や能率が上がっていると感じます。 子どもが生まれる前は、「子どもができたらこの仕事はできないかもしれない」と漠然と考えていました。 ですが、今はできないことではないと思っています。個人的には、出産・育児を通して世界が広がったし、視野や自分のキャパシティもずいぶんと広がりました。プライベートと仕事は表裏一体なので、皆さんにも各自の人生に合わせた働き方を模索し、進化させてほしいと思います。
休日はどう過ごされていますか?
子どもが4歳を迎えたころから、登山や旅など一緒に楽しめることが増えたので、外に出かけることが多いですね。 その道中などで地質・鉱物グッズを見つけたら、思わず集めています。 見るとテンションが上がるので、仕事に活用することもあります。 そのほかには、(一社)土木技術者女性の会の会誌作成や、(一社)日本地質学会の地質技術者に関するイベントなど、対外的な活動に参加しています。
ある日のスケジュール