new ACE工法
コンクリート量と排土量を削減できるアースドリル式拡底杭工法
概要
new ACE工法は、従来のACE工法の評定範囲を含みつつ、コンクリート強度と拡底率を向上させて、新規に財団法人日本建築センターの評定を取得したものです。
※ACE工法:日本で始めて開発されたアースドリル式拡底杭工法で、杭の孔底部を円錐形に拡大した場所打ちコンクリート杭(昭和61年財団法人日本建築センター評定取得)。
主な特長
1.杭底面の周縁が水平に仕上がる
new ACEバケットの拡翼機構が掘削底面に水平に移動するため、杭底面は水平に仕上がります。
2.コンクリート量及び排土量が減少
拡大翼が水平に押し出されるため、傾斜角が12°と一定になります。
このため、確定率が小さい場合には傾斜部分の高さが低くなり、この分排土量及びコンクリート量の節減につながります。
3.拡大量の管理が容易
拡大量は、拡大量検出装置と、モニタによって確実に読み取れます。
拡大量検出装置には、電気式と油圧式の2タイプがあります。
4.掘削深度の確認が容易
深度計により、バケット底面位置を常時確実に確認できます。
5.孔底処理が確実
中央ドラム底面を、通常の底ざらいバケットと同じ形状としたことで、拡底部底面も2つのスクレーパによって彫りくずを確実に排除します。
6.仕上がり部の成型が容易
new ACEバケット拡底翼部下端の形状は、あらかじめ仕上がり部を500mmに成型できる構造に製作されているため、立上がり部の高さは、常に一定に仕上がります。
7.コンクリートの設計基準強度が最大45N/mm2
ACE工法で打設されるコンクリートの設計基準強度は18〜32N/mm2でしたが、new ACE工法では最大45N/mm2まで採用できるようになりました。
new ACEバケットの2段スライド機構 |
施行順序
施工件数
102件(H25.3現在)
ダウンロード
new ACE工法カタログ(1159KB)
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