L-スピンコラム工法
高圧噴射併用機械撹拌工法
- NETIS登録番号 KT-170026-A
工法概要
L(エル)-スピンコラム工法は、ボーリングマシンを使用し、拡径型撹拌翼先端のノズルから硬化材を噴射する高圧噴射併用機械撹拌工法です。
既存の工法では困難であった斜め施工が可能なうえ、高圧噴射を併用することでラップ施工が可能になりました。
拡径技術を利用して、スラブや硬質地盤を小さい径で貫通し、その下位にある軟弱地盤を改良できます。
特長
●鉛直、斜め施工が可能
●高圧噴射と機械撹拌を併用
●クレーン無しでの施工が可能
●ラップ施工が可能
仕様
●標準適用範囲
砂質土 | N≦20 |
---|---|
粘性土 | N≦3 |
●標準改良径
土質 | 砂質土 | 粘性土 | ||
---|---|---|---|---|
N≦15 | 15<N≦20 | N≦2 | 2<N≦3 | |
改良径(m) | 2.0 | 1.8 | 2.0 | 1.8 |
●設計強度
土質 | 砂質土 | 粘性土 |
---|---|---|
一軸圧縮強度(MN/㎡) | 3.0 | 1.0 |
●標準施工仕様
引上げ速度 | 30min/m |
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硬化材噴射圧力 | 30MPa |
硬化材吐出量 | 60L/min |
改良体模式図 | 撹拌翼(縮径時) | 撹拌翼(拡径時) |
改良形態と改良体
■鉛直施工 | ■斜め施工 | ■埋設物を巻込んだ施工 |
高圧噴射により、埋設物の周辺を改良できます。 |
施工手順
適用例
土留め工不連続部の改良
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硬質部を貫いて施工
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既設構造物近傍での施工 |
埋設物を回避して施工
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ダウンロード
L-スピンコラム工法カタログ(H28.4版)(1157KB)
お問い合わせ先窓口
技術の詳細については、以下よりお気軽にお問い合わせください。
03-5645-5062