GIコラム工法
狭隘地でも施工可能な機械撹拌工法
- NETIS登録番号 QS-1000022-VE
概要
GIコラム工法は、従来、大型機械が主流である大口径・大深度の深層混合処理パイルを小型軽量機で施工可能とした工法で、その特徴は以下の通りです。
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- 改良体径Φ800〜Φ1600※1の施工が可能。
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- 最大改良長20m※1まで、ロッドの継ぎ切り無しで施工可能。
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- 小型軽量であり、高い稼働性・施工性を有し、機械損料・組立解体費・運搬費が削減。
※1 施工機種によって、最大改良径、最大改良長は異なります。
特長
1.小型軽量で適正なコラムの造成
小型軽量の施工機でコラム径φ800〜φ1,600mm※1の改良体を造成できるので、小規模な現場や市街地の狭い現場でも施工可能で、工事の作業性・経済性が向上します。
2.センターホールタイプスピンドルによる施工範囲の拡大
最大改良長20m※1がロッドの切り継ぎ無しで施工可能であり、コスト縮減・工期短縮・環境負荷低減が可能です。
3.高精度の施工
リーダを前後左右に微移動して鉛直性の確保が可能です。また、貫入速度、撹拌翼回転が任意に調整でき、土質の種類や硬軟、高配合量にあった速度での施工が可能です。
4.安全性の向上
従来機に比べ、施工機が軽量コンパクトであり、施工時の地耐力に対する安全性が高いです。
5.施工管理装置・施工管理システム
撹拌翼の回転数やミルクの注入量をリアルタイムで表示し、デジタル表示の深度計、昇降速度計、傾斜計を装備しています。施工支援システムにより、必要な情報を速やかに取得可能です。
※1 施工機種によって、最大改良径、最大改良長は異なります。
適用範囲
【土木】 | 【建築】 | |
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形状 | 板状、ブロック状、壁状等 | 杭状、ブロック状、壁状等 |
適用構造物 | 土木構造物、土構造物、擁壁など | 建築物、擁壁および工作物 |
撹拌軸数 | 単軸 | 単軸 |
改良体径 | φ800mm~φ1600mm※1 | φ800mm~φ1400mm |
撹拌翼数 | 6枚翼(掘削翼を含む) | 6枚翼(掘削翼を含む) |
羽根切り回数 | 400回/m以上 | 400回/m以上 |
適用地盤 | 砂質土(シラス含む)、 粘性土(ローム含む) |
砂質土(シラス含む)、 粘性土(ローム含む) |
最大改良長 | 20ⅿ※1 | 20ⅿ※1 |
固化材配合量 | 配合試験により決定(70kg/㎥以上) | 配合試験により決定(150kg/㎥以上) |
設計基準強度 | ー | 砂質土(シラス含む)800~2000kN/㎡ 粘性土(ローム含む)600~2000kN/㎥ ※配合試験により低配合量の場合は要協議 |
※1 施工機種によって、最大改良径、最大改良長は異なります。
標準施工手順
【土木構造物】
【建築物】
※2 杭底部では、羽根切り回数確保のため、1.0ⅿ(標準)の繰返しを実施する。
※3 杭頭部では、繰返しは状況に応じて実施する。
仕様
MODEL | Gl-130C-HT-KF |
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スピンドル内径 | 175mm |
スピンドル回転数 | 6~69min-1 |
スピンドルトルク | 21.2~71.2kN・m |
最大供給圧力 | 132.5kN |
フィードストローク | 5,500mm |
フィードスピード | 0~3.0(早送り4.5)m/min-1 |
エンジン出力 | 96.5kW/2,200min-1 |
運搬時寸法(L×W×H) | 8,830×2,490×3,050mm |
質量(運搬時) | 24,450kg |
改良径 | ~φ1,600mm |
改良長 | ~20m |
25tトレーラー運搬状況
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