DSS地盤探査技術
削孔中の各種データを収録し、リアルタイムで地盤を区分します。
概要
フィード圧、回転トルク、打撃圧力、水圧、削孔速度などを、削孔機に取り付けた各種センサによりリアルタイムに取得し、得られたデータをもとに、主に硬さを指標として地盤を区分する技術です。
用途
・アンカー工事(定着地盤が想定深度に現れることを確認し、品質を確保しながら施工)
・地盤改良工事(空洞や軟質部・開口部を確認しながら必要な範囲に確実に注入)
・トンネル工事(ロータリーパーカッションマシンによるトンネル切羽の先進ボーリング)
適用範囲
・フィード圧、回転トルクなどを指標として判定を行うため、硬さに違いのない地質の区分は難しいです。
主な特長
・汎用型ロータリーパーカッションドリルに装備可能
・測定中はON/OFFの操作のみで煩雑な操作は不要
・水圧ハンマ式ボーリングマシンにも装着可能
・無線LANシステムを適用することにより、離れたところでのデータ確認が可能
実績件数
47件(2022年度)
計測結果
参考文献
伏屋行雄・十河良弘ほか:グラウンドアンカー工施工時の地盤判定手法およびリアルタイム計測技術の応用、日本地すべり学会第47回研究発表会講演集pp.27-30、2008.8
※DSSは、Drill Sounding Systemの頭文字です。
ダウンロード
DSS地盤探査技術カタログ(1759KB)
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