トレンチャー型撹拌混合機で、深度10mまでの浅層、中層混合処理を実現
パワーブレンダー工法
- 技術審査証明取得
- 2011年度推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))
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概要
パワーブレンダー工法はセメント・セメント系固化材などの改良材をスラリー状に混練後、地中に噴射し原位置土と改良材を強制的に撹拌混合し、固化することを目的とした浅層・中層混合処理工法です。パワーブレンダーはバックホゥをベースマシーンに、トレンチャーに装備された撹拌翼で、原位置土をきめ細かに切削し、改良材と撹拌混合し均一な改良地盤の造成を行います。
用途
擁壁等の基礎、補強土壁の基礎、ボックスカルバート・下水管等の基礎、
盛土のすべり破壊防止、盛土の安定対策、建築の基礎、盛土の土質改良、
ため池等のヘドロ原位置固化、建設発生土(残土)の有効利用、液状化対策、
河川堤防の補修
適用範囲
粘性土:N値10程度以下
砂質土:N値20程度以下
主な特長
●改良深さは、10mまで対応可能です。
●攪拌効率がよく、強度のバラツキが少ない改良になります。
●改良強度の設定が広範囲で、多くの土質に適用可能です。
●機動性に優れています。
●信頼度の高い施工管理が可能。
●地中変位量が少ないので近接施工が可能。
実績件数
316件(H25.3現在)
特記事項(工法全体システム図等)
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ベースマシン1.9(旧1.6)m3クラス PBT-900 |
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ベースマシン1.4(旧1.2)m3クラス PBT-700 |
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ベースマシン1.4(旧1.2)m3クラス PBT-370 |
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ベースマシン1.0(旧0.9)m3クラス PBT-320 |
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ベースマシン0.8(旧0.7)m3クラス PBT-300 |
参考文献
建設技術審査証明 技術名称:パワーブレンダー工法[スラリー噴射方式]〜浅層・中層混合処理工法〜、(財)国土技術研究センター、2013年1月