斜めアンカー工法(建築分野)
概要
SHS本設斜め地盤アンカー工法は、構造物にかかる水平荷重に対してアンカーが有効に働くよう、アンカー体を斜め方向に構築する地盤アンカーです。斜めアンカー工法は、傾斜地の建物や擁壁の支持に適しており、従来利用が困難だった土地の有効活用に威力を発揮します。
主な特長
● 定着体部がステンレスシース
高耐力 ・二重防食による優れた耐久性。
● 設計の自由度を考慮したメニュー
使用可能なPC鋼より線はφ12.7,15.2,17.8mmの3種でそれぞれ4本から12本使用可能、計27種類。
● 経済性、施工性に富む
定着部がフレキシブルなスパイラル状なので組立、挿入が容易。
● センタ−ライザーの働きにより定着体周囲にグラウトの必要な被り厚さを容易に確保できる
適用例
偏土圧による滑り防止 | 土圧・水圧の対策 | |
施工角度:水平面から下向きに15度以上 施工長さ:最大長さ40m 定着地盤:洪積世以前の良質な地盤 (砂・砂礫地盤、土丹地盤、岩盤) |
当工法は、ゼネコン11社、専業者6社、コンサルタント1社、鋼線メーカ2社の共同開発によるものです。
お問い合わせ先窓口
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03-5645-5062