地球環境に優しく
安全・安心な社会へ
日特建設グループは、地球環境に優しく安全・安心な社会の構築を目指しています。
環境負荷低減のために、CO₂排出量の削減を進め、施工段階におけるCO₂排出量を2030~40年度の早い段階で40%削減(2013年度比)、スコープ1、2排出量を2050年度までに実質ゼロを目標として掲げています。この達成のため、環境に配慮した独自の工法を開発・提供し、これらの工法を促進していくことで目標達成を目指していきます。
生物多様性に関する行動方針
私たち日特グループは、環境負荷を低減することのできる独自の特殊技術を活用することにより豊かな環境を維持し、社会基盤を整備していくことを使命としています。
また建設事業とそれに伴う資材調達などを生態系に依存していることから、生物多様性の保全が事業基盤を支える重要課題であると認識しており、建設事業を通じて生物多様性の保全とその持続可能な利用に取り組むことで、人と自然が共立する社会実現に向けて貢献してまいります。
気候変動の影響に関する行動方針
私たち日特グループは、気候変動が地球環境における重⼤な課題であるとともに、事業活動に影響を及ぼす重⼤な経営課題であると認識しています。
省エネルギーへの取り組みや再生可能エネルギーの導入といった事業活動におけるCO₂排出量削減はもとより、工法の研究開発や設計・施工、リサイクル材を使用した環境配慮型工法の推進を通じて、脱炭素社会への貢献を目指してまいります。
気候変動に配慮した独自工法例
ジオファイバー工法
ジオファイバー工法は、従来の吹付のり枠工に替わるのり面保護工法で、繊維と砂で構成される補強土であるため、CO₂排出量の多いセメントを使用する必要がありません。また、この工法は緑化工法であることから、植生によるCO₂吸収効果も期待できる工法です。
More廃棄物抑制に関する行動方針
私たち日特グループは、事業を行うことにより発生する副産物の減量化と再資源化、汚染物質の発生抑制は、建設業者に求められる使命と心得ております。
産業廃棄物や汚染物質の抑制や、再利用できる工法を積極的に促進し、全社一体となって4R活動(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)を推進してまいります。
廃棄物抑制に配慮した独自工法例
ニューレスプ工法
従来、老朽化した吹付のり面の対策は、既設吹付コンクリートをはつり取り、その後、モルタルやコンクリートにより吹付を行っていましたが、ニューレスプ工法は、既設モルタル・コンクリート吹付をはつり取らない補修・補強工法として、産業廃棄物の抑制に大きく寄与できる工法です。
More- その他工法:
水の安全保障に関する行動方針
私たち日特グループは、事業特性上、限りある水資源をあらゆる場面で使用しながら施工を行っております。現在、世界人口の増加や発展、気候変動の進行を背景に、世界規模での水資源問題が発生しており、水資源の保全が重要な課題であると認識しております。
そのため私たち日特グループは、国内外問わず現場で使用する水量の削減や適切な使用、施工時に排水される水については環境法令に準拠した適切な処理ができるよう事前検討とその実行を確実に行い、地域の水資源の保全に積極的に取り組んでまいります。