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ジョインロック工法

  • 岩盤一体化工法

    岩盤一体化工法

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岩盤の細かい割れ目も逃さず確実な一体化を図る

北海道・豊浜トンネルの岩盤崩落事故を機に実施された緊急点検の結果を受けて、全国で斜面の防災工事が進められています。
国内大ダムのグラウチングの大半を施工してきた日特建設は、豊富な実績から得たノウハウをもとに岩盤を一体化する工法(ジョインロック工法)を開発しました。

本工法は、当社が開発した岩盤接着剤(NTR-1)を高度なグラウチング技術で岩盤の割れ目に注入し、一体化する工法です。

NTR-1は、流動性が高く、しかも、接着性と耐久性にすぐれた岩盤接着剤です。

ジョインロック工法の特長

● 従来に比べて流動性のよいモルタルを使用し、できるだけ細かい割れ目にも注入可能。
● 注入には、ダムグラウチングの技術を取り入れています。岩盤に圧力をかけないよう流量計を使用して流量(l/min)の制御を行える。
● 岩盤の割れ目に設置した注入パイプを通して注入するときは、岩盤に圧力をかけないため、当社独自の空気加圧式ポンプを使用。
● 注入中の岩盤の崩落を事前に察知するため、危険と思われる個所に計器を設置し、監視可能。

施工フロー(ジョインロック工法)

NTR-1
・NTR-1(A・B)フィラー(粉末) 細かい割れ目にも確実に注入し、一体化します。
・NTR-1ベース(乳剤) ジョインロック工法で使用するポリマーセメントモルタル

NTR−1の特長

● 耐候性、耐久性に優れたアクリルポリマーとセメントの複合材料です。硬化物はほとんど吸収しないため、耐久性に優れている。
● アクリルポリマーの優れた付着力により、岩塊の表面に強固に付着し、空洞や間隙を充填してひび割れた岩塊を一体化できる。
● 流動性に優れており、汎用注入ポンプでスムーズに圧送できる。

NTR−1の管理値

 単位目地材注入材
曲げ強さN/mm27以上4以上
圧縮強さN/mm230以上14以上
曲げ接着強さN/mm22以上1.5以上
引張り接着強さN/mm20.25以上0.25以上

NTR−1の物性値

物性項目タイプ測定値測定条件
目地材注入材
練り上げ比重A2.121.93単位体積重量
B1.87
流動性(練り混ぜ直後)A167mm25秒テーブルフローまたはPロート
B13秒

※表中の値は測定値であり、保証値ではありません。
※Bタイプは注入専用です。

注意事項

NTR-1は、12㎥以上からの提供になります。

詳細はお問い合わせください。

この技術に関するお問い合わせ先窓口

  • 電話によるお問い合わせ

    技術本部:03-5645-5115
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