「Slope Doctor」が、公共工事に試行的に活用する技術として選定される

平成15年12月26日

国土交通省では、平成13年度から「テーマ設定技術応募システム」により技術公募を行っています。今年度の公募テーマの一つである「社会資本ストックの維持管理に要するコストを縮減する技術」に対し、弊社技術である『Slope Doctor(モルタル吹付法面の維持管理マネジメントシステム)』を応募した結果、11月28日付で、公共工事において試行的に活用する技術として選定された旨の通知を受けました。

「Slope Doctor」は、モルタル吹付法面の老朽化診断、補修・補強、修景緑化技術を一連のものとして運用することにより、現況の健全度と社会的ニーズ(安全・ライフサイクル・景観・自然環境等)を反映した最適設計(工法および施工範囲)を提案するマネジメントシステムです。
モルタル吹付の施工量は、年々減少傾向にはあるものの、今なお数百万m2/年あるといわれています。また法面は、道路や急傾斜地といった、人が生活している場所に接していることが多いため、吹付法面が危険な状態にあれば、人にも危害がおよぶ可能性があります。このような吹付法面のライフサイクルに着目して構築された「Slope Doctor」は、今後も続くであろう膨大な数の吹付法面の維持管理を、効率良く効果的に行う役目を果たします。また、吹付法面の診断結果は、対策工に社会的ニーズを反映させるための基礎的なデータとなります。