グラウチングの施工管理を情報技術の利用により効率化する「グラウトインスペクタシステム」の開発 

2003.03.18
 当社は、インターネット、LANなどのネットワークを介して、グラウチングの施工情報を関係各部署に提供する「グラウトインスペクタシステム」を開発した。
グラウチングで扱う施工情報には、岩盤の透水性、注入の圧力、流量、セメント注入量など多様なものがある。これまでは、こうした多様な施工情報を、紙や電子媒体に記録し、人手を介してやりとりしていたため、「施工→データの分析→グラウチング計画の検証・見直し→施工」を基本とする管理のサイクルが一巡するまでに長い時間を要していた。
これに対し、グラウトインスペクタシステムは、インターネットなどを介して発注者・建設コンサルタント・施工業者間の情報伝達を瞬時に行い、管理のサイクルを早めることにより、グラウチングの品質向上、工程短縮に大きく寄与することが期待される。
なお、「グラウトインスペクタシステム」は、数回のボタン操作により透水試験(水押し)の開始から注入の終了までを自動的に行う注入管理装置(DKS-00eまたはFN-120)と、グラウチングの施工情報を関係各部署に提供する施工情報管理装置(インスペクタ)により構成されている。
以下にグラウトインスペクタシステムの特徴をまとめる。
@ 最新のインターネット技術を取り入れた情報化施工装置である。
A 情報伝達の迅速化により、グラウチング管理サイクルの短縮を図る。
B 情報の共有化、また注入作業の自動判定機能の強化により、情報の不一致やヒューマンエラーなどの問題を解消して、高い品質を確保する。
C 通信インフラが整備されている現場では、従来機と同様の費用で導入が可能である。
D 外部からの不正アクセスに対するセキュリティを確保している。

ハイダムの基礎処理 - グラウトインスペクター