アンカーの施工経験を生かし、
安全・確実・低コストの岩塊除去工事が実現。

平成12年7月14日

42mの穴を掘って岩塊を発破。

 99年8月、山口県の山間部、県道山口徳山線の崖の一部が崩落を起こし、道路の復旧のため、崖上に残った不安定岩塊を除去する工事が必要となりました。県道の先には約250人が住んでおり、早急な道路の全面 復旧が望まれました。
 一般的に岩塊の除去に用いられるベンチカット工法を採用した場合、工期は1年半、工費は約6億円程度となり、危険な作業も行われます。
  このため、今回は岩塊の背後に深さ42mの縦穴を掘り、火薬を装てんして発破するプレスプリット工法を採用しました。この工法では一般 的に発破孔は最長でも17m程度ですが、グラウンドアンカー施工用の掘削機を使うことで、通 常より2倍以上深い穴(約40m)を高い精度で掘削しました。工期は約10ヶ月、工費は1億9,000万円程度に収まり、危険作業も回避されました。本工事は年内に作業終了の予定です。

県道山口徳山線岩塊除去工事状況
発破前状況
(赤い点線より上が不安定岩塊)
発破状況 発破後状況