日特建設が新技術・クリーンジェット工法

環境にやさしい地盤改良

 日特建設(株)は国土交通省北陸地方整備局と共同でセメント泥水の排水を抑制した「クリーンジェット工法(C−JET工法)」を開発した。

 ジェットグラウト工法と呼ばれる地盤改良工法の一種で、従来の技術に比べて排泥中のセメントの混入を極力抑制すると共に、排泥量そのものを低減させた省資源、環境対応型の新工法を実現した。コストで3割、工期で2割の削減となる。

 クリーンジェット工法はまず、切削水用ノズルと遭成用ノズルの上下隔離を2mとした。切削・排出土砂とセメントベースとの混入が、大幅に抑制され、排泥と共に廃棄されるセメント分量が極端に減少。使用するセメント量が従来比50%で済む。また、各ノズルから切断水および硬化材液を、それぞれ二ヶ所の合計四ヶ所で噴射させた。地盤の切削時間を従来の約1/2程度に短縮でき、セメント廃棄量を低減したことと併せて排泥推量そのものも従来の2/3に削減。工費も大幅な削減が可能となった。

 この技術は、昨年(財)先端建設技術センターの先端建設技術・技術審査証明を取得した。さらに先日行われた、全日本建設技術協会九州地区連合会(九州地方設備局などの官公庁の議員で構成)主催の新技術・新素材技術講習会で発表した。すでに県内でも施工をしている。
工法に関する問い合わせ等は、日特建設(株)鹿児島営業所(電話099-251-843)まで。


建設経済新聞
2001年2月14日より