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技術情報

技術審査証明取得
NETIS登録番号 CB-030075-A

In-Cap工法

低コスト・コンパクトな効率の高い耐震補強を実現


概要

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In-Cap工法は、レベル2地震動相当の巨大地震に対応する既設杭基礎の耐震補強工法です。従来、基礎構造物の耐震補強は、調査が困難で補修・補強が大掛かりとなるため適用が少ないのが現状でしたが、In-Cap工法は、低コストでコンパクトな基礎の耐震補強構造であり、構造物トータルとして効率の高い耐震補強を実現します。また、新設構造物に適用することにより経済的な基礎構造とすることが可能となります。

主な特長

● 既設フーチングまわりの仮設土留め、掘削ボリュームが大幅に低減できる
● 低空頭作業空間における太径杭打設作業が省略できる
● 増しフーチング躯体の鉄筋組立、コンクリート打設ボリュームが大幅に低減できる
● 施工占有幅が小さくなり、施工時の交通規制を低減できる
→ 従来工法(増し杭工法)に比べ、工費で約30%、工期で約50%の低減が可能

構造概要

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In-Cap工法の基本的な構造は、フーチング近傍を所定の深度(例えば、1/β~π/2β:βは杭の特性値)まで地中壁で囲んで内部を固化改良し、さらに基礎フーチングと地中壁とを剛結し荷重の伝達が可能な構造としています。
この構造により、レベル2地震動相当の地震荷重作用時に、水平力に対して地中壁で囲まれた改良体の前面抵抗により変位を抑制し、改良体および改良により増大した地中壁・杭と地盤との摩擦抵抗により基礎の回転を抑制し支持力を確保しています。

施工手順

1. 既設基礎フーチング直下を所定の深度(1/β~π/2β)まで注入・固化する
2. 既設基礎フーチング近傍を所定の深度(1/β~π/2β)まで地中壁で囲む
3. 地中壁内側と注入・固化範囲との間を固化改良する
4. 地中壁内側をフーチング下端まで掘削し、躯体と地中壁を鉄筋コンクリートにて剛結する
5. 現地盤面まで復旧する

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参考文献

建設技術審査証明 技術名称:In-Cap工法~固化改良を併用した既設橋脚基礎構造物の耐震補強工法~、(財)国土技術研究センター、平成17年3月


※In-Capは、Incremental Capacityの略です。

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