技術情報
NETIS登録番号 TH-980041-V(CDM-LODIC)、KT-010216-A(CDM-Mega)
CDM工法
CDM,CDM-Mega,CDM-Lodic,CDM-Land4の各種セメントラリー機械攪拌が可能
概要
CDM工法はセメント系のスラリーと軟弱地盤とを混合処理機を用いて攪拌混合し、原位置で所定の強度に固化する工法です。固化のしくみは、2種類の反応からなっており、まずセメントと水の水和反応によって針状結晶のエトリンガイドが生成され、次の材令が進むにつれて水和生成物が粘土鉱物とポゾラン反応を起こし、板状結晶が多く認められるようになります。
用途
構造物基礎(防波堤基礎、護岸基礎、岸壁基礎、橋脚基礎、タンク基礎、建物基礎、擁壁基礎、道路基礎、河川築堤基礎、液状化防止)
仮設的用途(止水壁、土留め壁、アップリフト対策、杭の側面拘束、地中切梁)
適応範囲
粘性土:標準 N≦4(最大 N=8)
砂質土:標準 N≦6(最大 N=15)
主な特長
● 所要強度が確実に得られる。
● 工期の短縮が可能。
● 圧密沈下がなく、耐震性にも優れている。
● 信頼性の高い施工管理が可能。
● 低振動・低騒音工法。
実績件数
多数
工法全体システム図
個化原理フロー
CDM工法の施行管理システム
CDM工法の施工管理には品質管理・出来形管理等があります。施工管理システムの導入により施工状況をリアルタイムに把握できるため、信頼性の高い施工が行えます。
機械化施工技術の発展に伴い、近年は機械設備の大型化が加速され、大断面・大容量施工の要望が求められるようになってきました。そこで今回新たに大断面の陸上CDM工法を開発し世に送り出すことになりました。
今回開発した大径型深層混合処理工法(CDM-Mega工法)は、従来の二軸機(φ1000mm×2)の良さを継承しつつ、改良径を φ1200mm~φ1300mmにまで拡大することにより、工期が短縮でき、コストも低減することができるなど、さらに多くの付加価値のあるものとなりました。
■CDM工法施工機械の組合せ
| 改良径 | 区分 | 10m未満 | 20m未満 | 30m未満 | 40m未満 |
|---|---|---|---|---|---|
| φ1000mm ×2軸 |
深層混合処理機 | 45kw×2軸 | 50~60kw ×2軸 |
75~90kw ×2軸 |
90kw×2軸 |
| リーダー長 20m | リーダー長 30m | リーダー長 40m | リーダー長 50m | ||
| 25~27t吊り | 35~37t吊り | 50~55t吊り | 50~55t吊り | ||
| 発動発電機 | 250kVA | 300kVA | 450kVA | 450kVA | |
| 100kVA | 125kVA | 125kVA | 125kVA | ||
| セメントスラリープラント | 10m3/h | 20m3/h | 20m3/h | 20m3/h | |
| バックホウ | 0.6m3 | 0.6m3 | 0.6m3 | 0.6m3 |
■CDM-Mega工法施工機械の組合せ
| 改良径 | 区分 | 10m未満 | 20m未満 | 30m未満 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|---|
| φ1200mm ×2軸 |
深層混合処理機 | 75~90kw ×2軸 |
90kw×2軸 | 90kw×2軸 | |
| リーダー長 20m | リーダー長 30m | リーダー長 20m | |||
| 37~40t吊り | 50~55t吊り | 50~55t吊り | |||
| 発動発電機 | 450kVA | 600kVA | 600kVA | 処理機用 | |
| 200kVA | 200kVA | 200kVA | プラント用 | ||
| セメントスラリープラント | 40m3/h | 40m3/h | 40m3/h | ||
| バックホウ | 0.6m3 | 0.6m3 | 0.6m3 | ||
| φ1300mm ×2軸 |
深層混合処理機 | 90~110kw ×2軸 |
90~110kw ×2軸 |
||
| リーダー長 30m | リーダー長 40m | ||||
| 60~65t吊り | 70~75t吊り | ||||
| 発動発電機 | 600kVA | 600kVA | 処理機用 | ||
| 200kVA | 200kVA | プラント用 | |||
| セメントスラリープラント | 40m3/h | 40m3/h | |||
| バックホウ | 0.6m3 | 0.6m3 |
DM-LODIC工法は、周辺地盤や既設構造物への影響を最小限に抑える深層混合処理工法です。CDM工法は、他の地盤改良工法に比べて、もともと変位の少ない工法として広く採用されてきましたが、変位低減深層混合処理工法(CDM-LODIC工法)では、従来の撹拌混合翼の上部にスクリューを取り付け、セメントスラリーの投入量に相当する土量を排出することにより周辺の地盤や構造物に影響を与えることなく施工することを可能としました。
本工法のスクリューの形状には、連続型、断続型、プロペラ型などがあります。また、適切な排土量を管理する新開発の施工管理計により、信頼の高い施工を行います。

CDM-Land4工法は、これまでの2軸施工から4軸同時施工を可能としたもので、これにより施工能力のアップ、低コスト化などを図ることが可能となりました。また、4軸処理機を同時に駆動攪拌させることから、攪拌効率が良く、高品質の改良体造成が期待できます。
■施工機械の組合せ
| 造成杭径 | 項目 | 10m未満 | 20m未満 | 25m未満 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|---|
| φ1000mm ×4軸 |
深層混合処理機 | 45kw×4軸 | 50~60kw ×4軸 |
75~90kw ×4軸 |
|
| リーダー長 20m | リーダー長 30m | リーダー長 36m | |||
| 50~55t吊り | 60~65t吊り | 70~75t吊り | |||
| 発動発電機 | 250kVA | 300kVA | 450kVA | 処理機用 | |
| 200kVA | 200kVA | 200kVA | プラント用 | ||
| セメントスラリープラント | 40m3/h | 40m3/h | 40m3/h | ||
| バックホウ | 0.6m3 | 0.6m3 | 0.6m3 | ||
| φ1200mm ×4軸 |
深層混合処理機 | 75~90kw ×4軸 |
90kw×4軸 | 90kw×4軸 | |
| リーダー長 20m | リーダー長 30m | リーダー長 36m | |||
| 50~55t吊り | 60~65t吊り | 70~75t吊り | |||
| 発動発電機 | 450kVA | 600kVA | 600kVA | 処理機用 | |
| 200kVA | 200kVA | 200kVA | プラント用 | ||
| セメントスラリープラント | 40m3/h | 40m3/h | 40m3/h | ||
| バックホウ | 0.6m3 | 0.6m3 | 0.6m3 |
または、技術本部 TEL 03-3542-9299